稼ぐための農林水産業への協力・支援

アフリカの開発にとって、農業、あるいは農林水産業は、食糧生産、農村開発、貧困削減、環境に優しい経済発展など様々な開発テーマ関わる戦略的に重要な課題です。

農業部門は最大の民間セクターでもあり、TICAD Vにおいては安倍首相自ら「稼ぐための農業への支援」を提唱し、JICA専門家の相川さんなどが確立・普及に努めたSHEPモデルも紹介されました。

アフリカ各国の農林水産業発展、農村開発支援には日本は長い経験と数多くの実績がありますが、稼ぐためのビジネス活動としての農林水産業の潜在可能性を発揮させようとする試みであり、日本の農林水産業の専門家と企業家の共同作業による活躍が期待されます。

本欄では農林水産省、JICAや国際機関の協力により、ODAによる技術協力等のモデルケースも含めて、「稼げる農林水産業」のビジネスモデルの参考になるような実例の紹介等を行います。

農林水産省提供情報

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JICA提供情報

「作ってから売る」から「売るために作る」へ -相川次郎JICA国際協力専門員- 

(JICAホームページ 2013年5月7日付ニュース)

ケニア 小規模園芸農民組織強化計画プロジェクト(SHEP) 

 (2010年度版JICA年次報告書)

アフリカの「コメ大陸化」を担うエジプト -稲作技術第三国研修を支える人々-

(JICAホームページ 2013年11月22日付ニュース)

稲作大国マダガスカルに革命を -JICA専門家たちの挑戦-

(JICAホームページ 2013年9月6日付ニュース)

コーヒーハンター・ホセ川島と拓くルワンダコーヒーの未来

(JICAホームページ 2013年7月29日付ニュース)

大分発、マラウイで広がる一村一品運動 -JICA支援グループが平松賞受賞-

(JICAホームページ 2013年5月2日付ニュース)

アフリカ開発銀行関連資料

Agriculture and Agro Industries(AfDB)

野村総合研究所

『最後の巨大市場アフリカにおける農業ビジネスを核とした新規事業戦略

(「知的資産創造」2013年10月号より転載)

日本企業・団体の活動紹介

SEEDAFRICA株式会社 『タンザニアで農機レンタル』

(「国際開発ジャーナル」より転載 2013年8月発行)

株式会社坂ノ途中 『ウガンダでゴマの有機栽培を支援』

(「国際開発ジャーナル」より転載 2013年7月発行)

株式会社坂ノ途中 『ウガンダを有機農業大国に』

(2013年12月13日 情報提供)

株式会社小林桂 『モロッコ産唐辛子栽培プロジェクト

(2013年11月26日 情報提供)

株式会社太陽インダストリーアフリカ 『ヴェルデナイトによる土壌改良の試み』

(近日情報提供予定)

関連プロジェクトの紹介

ザンビア 「食糧安全保障向上のための食用作物多様化支援プロジェクト(FoDis)」技術協力プロジェクト(2011年度版ODA白書)

モザンビーク ベトナムと共に稲作を改善する稲作生産向上のための技術改善プロジェクト(2012年度版ODA白書)

サブサハラアフリカ アフリカ稲作振興のための共同体(CARD)イニシアティブ(2011年度版JICA年次報告書)

ベナン 低投入の技術とマーケティング手法を活用した養殖で普及に成果(2013年度版JICA年次報告書)

 

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