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BOP/ Inclusive ビジネス・新規起業
途上国において日本の企業の活躍が期待される分野で、いわゆるBOPビジネス、途上国の貧困層・大衆層を主として消費者あるいは受益者とするようなビジネスへの参入・企業は、途上国の貧困削減に貢献し、大多数の国民の生活水準の向上をもたらす分野として注目され、アフリカにおいてもBOPビジネスに参入する日本人、日本企業の例も登場し始めています。ビジネスがもたらす開発効果、貧困削減・雇用機会創出への貢献等に着目してインクルーシブ・ビジネス(Inclusive business)の用語も広く使われ始めています。
狭義のBOPビジネスだけでなく、アフリカにおける新規起業は、多くのチャレンジを乗り越えていく必要がありますが、企業活動が新たに創設されると社会が必要とするものやサービスを創出し、雇用をもたらし、人材を育て、技術水準を高め、国家の税収にも貢献するとともに先例的をモデル提供し、他の起業を誘発するというポジティブなサイクルが創出・拡大される可能性があります。
本欄ではBOPビジネスをはじめとして、アフリカでの新規起業に挑戦されている日本人・日本企業の例を、自主的な情報提供、第三者による紹介を歓迎しつつ、掲載します。なお、BOP/Inclusiveビジネスに関わる企業のうち、アフリカ開発支援の個別重点分野である「農業・農村開発」、「医療・保健・滋養」、「水、環境」、「教育、人材育成」における貢献にとくに関わりの深い活動紹介は、それぞれの欄に掲載します。
野村総合研究所の概観レポート
UNDPのインクルーシブビジネス に関するレポート
『アフリカの富の実現:共栄のためのインクルーシブビジネスの構築(Realizing Africa’s Wealth: Building Inclusive Businesses for Shared Prosperity)』
日本企業の活動紹介
株式会社カネカ 『多彩「つけ毛」で中国製品寄せつけず』
(日経BPムック「アフリカビジネス」(日経ビジネス編)より転載 2013年 9月5日発行)
パナソニック株式会社 『無電化地域に照明と充電器、そしてブランド届ける』
(日経BPムック「アフリカビジネス」(日経ビジネス編)より転載 2013年 9月5日発行)
株式会社パイロットコーポレーション 『人種差別が生む市場 30円ペンで挑む』
(日経BPムック「アフリカビジネス」(日経ビジネス編)より転載 2013年 9月5日発行)
株式会社太陽インダストリーアフリカ『ナイジェリアにおける「日本のアニメ」進出計画』
(2014年3月17日 情報提供)
オフィス五タラント 『はちみつフェアトレード』
(「開発ジャーナル」2012年3月発行)
AMP MUSIC 『ケニアのスラム発、世界へ』
(「開発ジャーナル」2012年8月発行)
オーガニック・ソリューションズ・ジャパン 『ルワンダで微生物を使った消臭剤を展開』
(「開発ジャーナル」2012年11月発行)
レックスバート・コミュニケーションズ 『本邦発のITオフショア』
(「開発ジャーナル」2013年3月発行)
アライアンス・ファクトリー 『ザンビア産竹製自転車を輸入』
(「開発ジャーナル」2013年9月発行)
日本植物燃料株式会社 『モザンビークと共に歩む ~地産地消モデルの構築を目指して~』
(2013年11月29日情報提供)
East Africa Sales Promotion Limited(EASP)/CINNAMON COMPANY LTD.
(2014年1月15日情報提供)
会宝産業株式会社(中古車リサイクル)、川商フーズ株式会社(缶詰製品販売)、株式会社サカタのタネ(農業指導)
『チャレンジしがいのある大陸、アフリカ -BOPビジネスを通じてアフリカの未来を語る-』
(JICAホームページ 2013年5月27日付ニュースより)